【18禁作品です】
海辺に住んでいる少女の物語。
嵐の日。
――白い鳥が強い風にあおられて、翻弄されながらも、なんとか飛んでいる。
同じ著者による長編小説『双子たちの夏』のスピンオフ(外伝)。
短編小説。
19歳の内気な女の子と、美
しすぎる少年たちの物語。
いつだって綺麗なものは手をすり抜けてゆく。
そんなことを感じ、海を見ながら、祖父とふたりで暮らしている少女。そんな彼女にも、ある日とつぜん、変化が訪れる。
ひとつの夜で、価値感がかわってしまう、不思議な物語。
著者独自の哲学から生まれてきた、少し変わった世界へのラブレター。
「好きな人がいる人も、いた人も、いたことのない人も、読んでいただければ嬉しいです。そしてもちろん、悲嘆に暮れている人にも」
(著者)
やあ、久しぶり。
僕? 僕は君だよ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-08-06 15:00:00
18580文字
会話率:17%