「国王陛下!僕は偽者の花嫁です!どうぞ僕を、処刑してください!!」「とりあえず、落ち着こうか?(笑)」意地悪な義母の策略で義弟の代わりに辺境国へ嫁いだオメガ王子のフウル。正直な性格のせいで嘘をつくことができずに命を捨てる覚悟で夫となる国王に
真実を告げる。だが美貌の国王リオ・ナバはなぜかにっこりと微笑んだ。そしてフウルを甘々にもてなしてくれる。「きっとこれは処刑前の罠?」不幸生活が身についたフウルはビクビクしながら城で暮らすが、実は国王にはある考えがあって⋯⋯?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-24 18:12:19
26016文字
会話率:34%
孤独な二人が信頼を築き家族になって恋を知る話。
最愛の姉を亡くしたばかりの青年・颯希は、同じく天涯孤独の身となった少年・千紘を引き取り育てることにした。悲惨な生い立ちを感じさせない、享楽的で刹那的で常識外れな千紘に振り回されながら、
颯希は家族の温かみを思い出す。
千紘もまた、自身を初めて対等な存在として扱ってくれた颯希に懐き、家族の温かみを知る。信頼はいつしか恋心へと発展し……
※第三章→モブおじさんに乱暴されたり、暴力的な表現や痛そうな描写があります。受けがかわいそう。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-04 15:36:55
159318文字
会話率:63%
時は2266年
独立を求め立ち上がった火星植民者は、強大な軍事力を誇る地球から派遣された軍の前に敗退し、自らの首都に立てこもる決意を固める。
圧倒的な敵に囲まれ緊迫感が支配する街で、悲惨な生い立ちから地球人を憎み、火星の独立に夢を
掛けた少年テオは、その非凡な記憶力と瞬発力を買われ『伝書鳩』と呼ばれる伝令として活躍していた。
その彼に、あらゆる非道を平然と行う、地球側に雇われた傭兵と配下のアンドロイド達が迫る。
技巧の限りを尽くした逃走し、決死の戦いを挑むも傭兵の手に落ちたテオ。
その彼を待っていたのは・・・・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-19 22:02:44
11710文字
会話率:22%