キスの日記念短編のその後です。恋人の日記念に書きました。
同期が急によそよそしくなったことに焦れて、屋上に連れ出して問い詰めるお話です。
片方丁寧語ですが、二人は同期です。理由は、後の方で書いています。
屋上なので、キスくらいしかしていませ
んが、BLなので18禁にしました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-12 23:46:00
3672文字
会話率:39%
カインは恋人のことを愛していた。心から愛していた。付き合って暫く経つし、言葉でも態度でも愛を伝えているつもりだ。確かに初めは彼女だけがカインを好きでいてくれたのかもしれない。だが、付き合っている内に彼女の魅力に気づいたカインは、もう彼女無し
では生きていける気もしなかった。しかし未だに彼女は周囲にカインの恋人なのだと言ってくれない。カインにも内密にするよう申し渡して公言することを許してくれない。カインは限界だった。もっと自分の愛を受け止めて欲しかった。もうすぐ祭りの季節にもなる。恋人の日でもある祭りにあやかって、どうにかならないものかと策を考えるが良い案がでない。どうしたものか、どうしたら良いのか。そうこうしている内に祭りの日は近づいてくる。カインは焦っていた。
自分だけが好きなのだと思い込んでいるヒロインとどうにかして自分の愛を分かって欲しいヒーローとのやり取りです。少しだけ物理的に束縛する表現があります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-10-20 01:34:04
11101文字
会話率:80%