魔力が満ちた世界の中で、白髪のリアは魔力のない男として忌避されていた。そんなリアを匿い、丁寧に扱うクロウ。
魔力の容量を超えると、人々から忌避される魔族になってしまう。そんな男たちの自分勝手な願いのため、リアは彼らと性交し、彼らの魔族化を止
めることを生業にしていた。
クロウが選んだ男たちとはいえ、どんどん苛烈になるプレイとクロウの優しさに、リアの心身は限界を迎えつつあった。
新月の夜、最後の一人を受け入れたリアは、己の持つ力を開花させ、欲望に忠実に生きることにした。その身は青く染まり、魔族としてクロウとともに生き続ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-15 19:16:04
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会話率:32%