篠宮響は、気弱で泣き虫な中学三年のちょっとミニマムサイズな女の子だった。
気弱なくせして、怖いもの見たさから先日発見した、洞窟を探検しようと探検の準備をしていざ洞窟探検へ。
止めておけばいいものを、どんどん奥に進んでいく。
蝙蝠もいないし、
特に興味の引く物も見あたらないので帰ろうと思い、引き返そうとすると脇道を発見してしまう。
ここは、まだ探検してないよねと思い本当に止めておけばいいのに、怖いもの見たさから脇道を進んでしまう。
脇道を抜けると、目の前に見た事もない風景が現れる。
こんな場所あったけ?
響の住んでいる街とは、全く異なる風景に響は戸惑いながら、今日は帰ってまた今度来ようと思い来た道を帰ろうと思って、振り向くけど洞窟が無くなっていた。
どういう事?と響が思っていると、突然聞いた事もない奇声が聞こえてきたかと思うと、目の前に見た事もない異形の者が現れる。
人間.......じゃないよね?と思っていると、いきなり襲い掛かって来る。
私死んじゃうの?と思った瞬間眩い程の閃光と共に異形の者は消え去っていた。
響の目の前に、巫女と思われる衣装を身に纏った一人の少女が現れる。
巫女なのに、何故か手には十字架を持っているけど、その美貌からは神々しいまでの気高さが感じ取れる。
響は、かぐやと名乗った孤高の巫女と共にシノ国と呼ばれる世界を救えるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-03 16:24:07
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会話率:27%