その運命《赤い糸》は、イニシャル《K.S》から始まった──。
頭も良くてそれなりにモテるけれど、人付き合いが苦手でどこか冷めた印象のある“桜井幸太”。来る者は拒まず、去る者は追わずだった桜井はある日の放課後、二つ年下の同性の後輩“榊原航
平”から告白される。
まるで犬のようにやたらと懐く榊原にペースを乱されつつも、段々と心を開いていく桜井。
しかし、今まで感じたことのない以後心地の良さを覚え安心しきっていたら突然、彼の態度が豹変し……?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-10-04 20:39:02
3058文字
会話率:43%