「その生意気な態度、身体から改心させてあげます」
天使の生まれ変わりと称されるほど愛らしい外見をした、第三王子ミーナ。跡を継ぐこともないからと開き直った彼は、従者や使用人たちに甘やかされワガママに育ってしまった。
ある日、そんな状態を
心配した王妃が、ミーナの専属従者を勝手に変えてしまう。おまけに新入りのキョウは融通が利かず、これまで通りの生活を許してくれない。
さらに愚かだと馬鹿にしてきた彼を許せず、殴りつけようとしたミーナ。握りこぶしを魔法で止められたうえ、ベッドへ押しつけられてしまって……!?
王妃に雇われてやってきた従者と、顔はいいがワガママすぎる第三王子――果たして折れるのはどちらなのか。
一部濁点喘ぎがあります。
他サイトにも別名義で掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-18 18:28:06
14137文字
会話率:53%
あぁ、私は何て美しいのだろう…。ふっ、初めまして読者と呼ばれる皆々様方。私こそは、この物語随一の美しさを持つ、ラドヴィズ=ヴィアルヴィ=メルティス=ヴァルヴェヴルスト、この国ヴァルヴェヴルスト国の第三王子である。ふっ、この物語の厨二病を拗ら
せた作者が、あらすじは苦手って事で、この美しい私がここに駆り出された。はっ、全く情けない…。そうだな、この物語のあらすじとして、私は明日処刑されるー それだけ言っておこう! では。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-10 16:58:32
22397文字
会話率:28%