ウィオラケウス一族の長女ラルヴァは、17年前にこの世に生を受けた。瞳の色は鮮やかな赤色。その一年後に生まれてきた弟のニゲラは、本来ラルヴァが持つべき筈の紫色の瞳をしていた。
《呪いの子》として離れに隔離されるように暮らしていたが、ラルヴァは
幸せだった。しかし12歳のある夜を境に、運命の歯車は徐々に壊れてゆくーーー。
初投稿になります。お目汚し失礼致します。
また、初回から自慰の表現がありますので、注意して下さい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-12 23:08:26
15821文字
会話率:39%