泥沼化していた魔族の国との戦争。その最中に突然魔族側が申し出た停戦協定の条件が、なぜかいち魔導士である僕、ユーリオ・ヴァロットの身柄だった。異世界で生きていた前世の記憶をこっそり活用していたことを除けば、本当に普通のただの魔導士なのになんで
?
主君のため国のために命懸けで戦ってきたのに、あっさり売り払われることになった僕はやさぐれながら凄惨な終わりを覚悟したけれど――「余のユーリオたん確保ぉお!!」「やりましたね陛下ッ!」「魔王陛下万歳!ユーリオたんこっち向いてぇぇえ!!」……なんだか思っていたのとは違うセカンドライフが、始まるらしい。
強引傲慢俺様魔王様×元不憫系少年(異世界転生者)の固定CPがお送りするファンタジーギャグ(たまにシリアスあるよ)物語の予定です。
「総受け」ではなく「総愛され」傾向。主人公の前世人格は登場しません。
※R18はサブタイトルに*マーク有(残酷描写は予告なし)
※一部【無理矢理】気味な描写有
※アルファポリス様でも掲載中です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-07-26 22:46:40
237225文字
会話率:24%