善悪の基準とは何か――
その基準も分からない鈴弥は、過去に自分の犯した罪を、当たり前の事であり、それが自分のすべき事だと思った。
その考えは、異世界に転生しても、美少女の吸血鬼に転生しても変わらなかった。
他の人から見れば、彼
はただの悪である。
そんな彼は性奴隷とされ、自分の犯した罪に対し、厳罰され、矯正をさせられようとしていた。
男なのに女として、快楽と苦痛を与えてくる相手に殺意を持ちながらも、自分の善悪の基準が揺らいでいく。
それでも彼は許されない。
しかし、自分を買った相手は何処か嬉しそうにしていて――
―― ―― ――
・※←このマークの時は濡れ場ありです
・一人称のため、主人公の思考がエグい時があります。ご注意を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-06-04 21:38:47
121759文字
会話率:50%
『生きる意味を探せ、然もなくば元の世界には帰さん』
気が付くと、見知らぬ場所に居た主人公。そんな声を思い出し、自分の身体を確認すると女の子になっていた。
どうしようかと悩んでいたら獣に襲われるわ、人里が見つからないわで、大苦戦。
更には、自分の中に渦巻く闇にも徐々に呑み込まれていく。
それは、生きる意味を探さないといけない主人公には、過酷なもの。自分は何の為に生まれ、何の為にこの世界に飛ばされたのか。この世界で何をしないといけないのか。
そして更に、女の身体に、その快感にも蝕まれていき、主人公は徐々に……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-24 01:12:45
583731文字
会話率:50%