沌国の東京の大図書館の「クリスティー録」より。
第二世界、霊国と隔たった世と離れた世界の事。
第一世界、第二世界、第三世界がある中で魔法世界と直通している世界の事。
霊国から始まり、中継地点に真事隠の里と来て、東京、第三世界へと至る物語。
まず、女性の天使、ディセン・トロンが仕えて、大図書館のキイ・トバルカインが仕えて、身を尽くすが留まらず、ついに第三世界へと至る物語。
物語として、中心部分が本から引用されているので、「霊国の死生観」や「ユダヤの福音書」等、名だたる著者が書き上げた。混沌 竜(りょう)が「霊国の死生観」、ユダ・カーナ(いわゆるイスカリオテのユダ)が「ユダヤの福音書」を描いた。
ここでクリスティーは「第三世界について その要綱」、「第一世界について そのすべて」を描き上げ、名だたる著者の仲間入りをした。
第二世界はそれらを描くのに適した地であった事は間違いない。他にも、「ヒイラギハクシ」や「象人物語」を描き上げた。
キイは彼女をクリスティーと言っており、第三世界の主クリスティー・スカーレットと同一と視ていた。
実際、彼女はクリスティー・スカーレットの化身であった。
彼女は若くして世を去り、霊国に渡り、それから真事隠の里、東京へ向かい、第三世界へと旅立った。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-02-09 18:31:08
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会話率:10%