私はお父様に愛されず、寄宿学校へと追いやられることになった。
しかしそこは学校とは名ばかりの人売りの場所。
幼馴染の騎士の兄弟に護衛され寄宿学校へ向かっていた私は、到着前日の夜に二人に押し倒されてしまう。
「お嬢、愛してるんだ。絶対に一生
大切にするから、オレ達を受け入れてくれ」
「お嬢様、愛しています。誰よりも貴女の幸せを願っているんです。どうか何もかもを諦めてしまわないでください」
一緒に逃げて欲しいと懇願されたけれど、お父様に逆らうことは出来ないと拒絶した。
そうしたら手首を押さえ付けられ、私は――
騎士の兄弟と薄幸のお嬢様の強引な溺愛ものです。
無理矢理なのは最初だけでほぼ溺愛らぶえっちです。
「さくらの恋猫 エッチな妄想小説コンテスト」の6期優秀賞をいただきました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-03 20:10:32
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