薄墨の君……
そう言うあだ名で呼ばれているのは、幼馴染・成瀬。
幼い時から病弱で、不治の病に侵されている為、殆ど外へ出たことのない幼馴染を気にかける俺・清隆。
日々、成瀬の顔を見に行く中で。
「お前は何故、
私の元へ通ってくるのだ?」
「Σなっ何故って!!!…お前が、現世から消え……」
不意にされた軽い質問に戸惑う清隆に
成瀬は口付け……
清隆を犯す。
「成瀬…何故…こんな……」
「…お前も、だ。…何故黙って抱かれた?」
成瀬の意図の解らぬ行動に戸惑い憤る清隆……
二人の幼馴染の、和風ボーイズラブ前後編で完結です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-31 14:38:05
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会話率:44%