バハムートと呼ばれる海獣が信仰されている世界で、バハムートはとうの昔に姿を消してしまっていた。バハムートと姿形が似ているが、何も力を持たない爬虫類のことを人々は『羽ナシ』と呼び忌避する世界。
ーーそんな世界にウミイグアナとして転生した俺は一
人の青年と出会い、使い魔契約を交わした。青年は俺のマスターになった訳だけれども、何故だかめちゃくちゃ溺愛してくる。常に抱っこされてるし、俺がマスター以外に尻尾を振ろうもんなら・・・。
マスター以外にも双子の兄弟や、俺を神様と呼ぶ青年など、様々な人達と出会いを果たしアプローチを受けるが、その度にマスターの顔から表情が抜け落ちるのだから怖いもんだ。
おまけにウミイグアナにはないような角が生えてきたり、背中に違和感を覚えたりと身体の変化に戸惑うこともあるが、俺はウミイグアナとしての立場を気にせず、やりたいように生きていくことに決めた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-19 18:11:28
28152文字
会話率:36%
突然異世界へと転移し、状況もわからぬままに拐われて、愛玩奴隷としてオークションにかけられたマヤ。
険しい顔つきをした大柄な男に落札され、訪れる未来を思って絶望しかけたものの……。
跪いて手足の枷を外してくれたかと思えば、膝に抱き上げ
られ、体調を気遣われ、美味しい食事をお腹いっぱい与えられて風呂に入れられる。
温かい腕に囲われ毎日ただひたすらに甘やかされて……あれ? 奴隷生活って、こういうものだっけ———??
奴隷感なし。悲壮感なし。悲しい気持ちにはなりませんので安心してお読みいただけます。
シリアス風な出だしですが、中身はノーシリアス?のほのぼの溺愛ものです。
ハッピーエンドは確約!
エロは中盤以降(※マーク付き)。
■2020.8.20 日間連載中 6位
■2020.8.22 週間連載中 6位
■2021.6.21 日間完結済 7位
■2021.6.27 週間完結済 11位
■第3回ジュリアンパブリッシング恋愛小説大賞 最終選考
■2021.6.20 本編完結しました。今後不定期に番外編アップ予定。
■アルファポリスにも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-01 11:39:37
286996文字
会話率:34%