『氷の令嬢』と呼ばれる、水色の瞳と髪を持つ侯爵令嬢のユリアーネ。
舞踏会でピンクヘアの男爵令嬢パトリシアと腕を絡ませた婚約者の王太子アントン殿下に婚約破棄を言い渡されたショックから、日本人男性であった前世を思い出す。
(これって小説『不運
令嬢が王太子に見初められるなんて聞いてない〜幸福の指輪と真実の愛』の断罪シーンじゃないか! というか僕、女装してるし、拙い拙い拙い! このままじゃ断罪されて首を斬られる運命まっしぐらなんだけど!?)
「だ、だからな、今この時を以て、お前と婚約破棄――」
「――はい、喜んでえええっ!」
勢いよく挙手したユリアーネは、猛ダッシュで祖父の元に逃げた。長かった髪を切り、女装男子だった過去もアントンへの恋心も全て切り捨てて、アーネスと名を変え双子の護衛と共に国外へ逃げることに。
逃亡先は蛮族の国と呼ばれるゴウワン王国。祖父の信頼できる友人がいるという王国の王都を目指すことになった。
ヒョロく腕力など期待できないアーネスだったが、実は膨大な魔力の持ち主。ゴウワン王国は年一度行われる王座決定武闘会の予選の真っ最中で、アーネスは祖父から渡された『力の腕輪』にガンガン魔力を注ぎ込むことで予選に次々と勝利していく。無事王都入りを果たし、本選への出場権を得た三人。
王都の酒場で本選参加を祝っていると、屈強な男どもに絡まれる。見事に拳で撃退したアーネスだったが、相手が卑怯な手で反撃。そこに颯爽と現れ助けてくれたのは、えんじ色の髪の筋肉隆々な漢、エンジだった。
「か、かっこよ……!」
エンジと運命の出会いを果たしたアーネスの未来はいかに――?
蛮族の国の秘密が多い屈強攻めx元女装の転生受け
ハピエンです。全24万字。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-04-19 12:00:00
248325文字
会話率:41%
秋。窓辺の景色もいよいよ色めき立ってきた夕暮れ。街角の喫茶店。橙と紫、そして黒。ハロウィンの魔法にかけられた、おっさんとショタの戯れ。あるいは、天使と悪魔の────────
■挿入なしのやんわりリバ表現あり。基本はガチムチイケメンマッ
チョマンの絶倫巨根おっさん×高校生に化けたクソビッチのショタ淫魔ですが、一部、屈強なおっさんがかわいいショタからいじめられちゃう描写を含みます。
■本文中に♡での喘ぎ表現は一切ありませんが、魅了の魔術を起動する際のサインとして一部♡を用いました。お気をつけて。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-10-31 21:00:00
11203文字
会話率:52%
魔の島へ魔物討伐に向かった騎士は仲間の裏切りに遭い、海へと落ちてしまう。そんな彼を救ったのは魔の島の住人『精霊』だった。いつしか騎士は傷心の身に親切にしてくれる精霊に対し好意を抱いてしまう。そしてそれが実は両思いだと分かって――
基本
は屈強なガッチビ精霊攻めの大柄な騎士受けです。前半こそイチャイチャしてますが、後半になるにつれて快楽堕ち、強姦表現と受けの騎士が(性的に)酷い目に合うので苦手な方は注意。2016年7月5日無事に完結できました!…あと☆マークはエロ有りです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-05 20:51:45
110555文字
会話率:39%