名前を捨て、膣壺には決して触れず、
ただ“鈴の音”で呼ばれ、悦ぶ身体に仕上げられた女。
ヨー様と名乗る男の手によって、彼女は処女のまま、
尻だけで快楽を覚え、奉仕し、愛を乞う存在へと変わっていく。
比べられ、晒され、精液にまみれ、
それで
も彼女が欲しかったのはただ一つ――
“キスと愛の言葉”。
やがて彼女は、
鈴の音に反応するだけの名もなき女として、
一生を“尻で愛される”悦びに捧げていく。
壺は閉じたまま。
それでも、彼女は幸せだった。
だってその奥には、
誰より深い“愛”が、注がれていたから――折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-12 23:17:47
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