人間族だけでなく、獣人族、鳥人族、そして虫人族のいる世界。
寄生バチを起源に持つワイマール伯爵、テオドール・フォン・ゴットフリートは、ある目的のために下町にある『斡旋所』に向かった。
家令が見つけた貧しい子沢山なモンシロチョウの一家から、子
どもを一人買うために。
それは自分の受精卵を寄生させるという、非情な目的のためだった。
※感想、ブックマーク、評価、どれも本当に嬉しいです。ありがとうございました。
※そしてレビューまで! ありがとうございました。どの感想もレビューも、全てすごく嬉しくて、何度も読ませていただいています。
※5月18日に番外編をアップしましたが、本編に直接は関与していませんので、読まなくても大丈夫です。テオドールがロートリンゲン侯爵とフリッツにどれほど愛されているかのお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-07-02 06:23:01
93514文字
会話率:41%