イタリア帰りのキャリアウーマン、陽子は高校時代のバレー部の同窓会の帰り、後輩の美紀を自宅マンションに招き、自身の驚くべき性体験を話して聞かせる。陽子は美紀が性的に満たされていないことを見抜き、洋子が体験した安全な性体験の世界へと美紀を誘うの
であった(第一部)。
一方、メーカー部長の倉田は親交のある取引先の会社員、山本をとあるバーに誘い、自らの得難いある集まりでの性体験を赤裸々に語る。これは妻を亡くした山本にも倉田と同様な経験を体験してもらいたいと考える先輩からのパーティへの招待であった(第二部)。刺激的なパーティの模様を女性の側からと男性の側から描く。「人生は〝性〟というスパイスによって、より味わい深いものになる」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-10 18:45:02
66236文字
会話率:66%
会社員の山北孝は過去に何度か未来に起こる出来事を、おぼろげながら予知したことがある。その予知能力が今回は、日ごろ仲良くしている年上の同僚、沢田道子がひと月後に不慮の死を遂げると告げてきた。死を阻止することが出来ない以上、それまでに自分が道子
にしてやれることは何か。必死に考えた孝はある一つの結論にたどり着き、実行に移していく。
(この作品は「星空文庫」にも掲載しています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-08 13:57:08
39560文字
会話率:44%