【12/28 eロマンスロイヤルさまより書籍発売!】
「お互いに、歩み寄ってみないか?……強制的に」
目の前に差し出される怪しい小瓶。
「やだやだやだ!そんな怪しいもの怖くて飲みたくないよ~!」
とは口が裂けても言えない臆病者リリアンは、
もはや死んだつもりでそれを口にした。
まさかそれが……あんな薬だなんて思わずに。
いつも不機嫌な騎士様、婚約者・エドワルドの様子に超絶臆病な伯爵令嬢リリアンはどんどん委縮し、婚約者としての交流の時間はいつも地獄のような空気になっていた。
ついに見かねた両家の家族が2人を呼び出し、このままなら婚約は解消すると告げる。
今更どうにもできないしこれは婚約解消待ったなし、と絶望するリリアンに、エドワルドは思わぬ提案をした。
そして差し出されたその小瓶の中身は──。
これが最後のチャンス!と怪しい薬を使ってみたらなんかとんでもないことになっちゃった、臆病者ヒロインと不器用ヒーローが強制的に歩み寄るラブコメ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-17 12:36:34
98381文字
会話率:33%
男爵家の美しい娘ソフィアは、16歳の誕生日を控え、平和に過ごしていた。そんなとき家を訪れた王子クロードは、十年前助けた少年だった。
ソフィアが成人を迎え、社交界デビューして言い寄る男が増えるのを危惧し、その前に当時の結婚の約束を果たしに来た
のだ。クロードの立場を慮り身分違いから断るが、着々と外堀を埋められ逃げられない状況になっていく。
家族に言いくるめられ婚約者となること、城で暮らすことを了承するソフィア。
婚前の性交渉は禁止されているが、「快感を教え込むだけ」と快楽だけ与えられ、乱される。二人の気持ちがようやく通じ合うがいろいろな人物の思惑が重なり合い訪れる婚約解消の危機。そして段々と真実が明らかになっていく。
俺様の王子はソフィアを溺愛しています。かなり執着していてソフィアを手にいれるため手を回しています。後半ヤンデレ要素が出てきます。砂を吐きそうなほど甘々です。
クライマックスへの調整のため更新がまちまちになります。
アルファポリス様にも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-16 09:53:00
84785文字
会話率:44%