昭和初期、日本統治下の台湾。その山岳地帯に暮らす架空の先住民族「レンカイ族」の頭目の一人娘、十八歳の少女ティリ。彼女の兄ナハムの親友で、見た目は精悍で凛々しいが、どうしようもなく不器用な青年マナンドと引き合わされる。
マナンドは親友ナハムの
策略にはめられ、ティリに会う前から男の悲しい性を拗らせていた。
紆余曲折あり、一夜を共に過ごしたお互い初めての二人。身体も心も結ばれて、体力オバケのマナンドはティリを大切に抱いた。
初めて知った世界に溺れる二人は離れられないほど身体の相性も良かった。孤独だったマナンドを、幸せにしたいと思うティリ。
手綱はティリが握りながら、お互い愛し愛される幸せな二人の甘い話。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-13 02:06:26
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会話率:32%