24歳の時に巡り会った内科医真山に出会い、セックスの悦びを知って以来、梶原潤子の快楽への興味は尽きなくなった。ただこの頃は、羞恥心の方が勝り、真山の望むがままに体を開き、受け身に徹する日々であった。
ところが、結婚を意識しだした29歳。潤子
は真山の裏切りを知り、別れる事を選択する。
傷心を抱きながら、共に疼く体をもてあまし、ひとり慰める毎日を送る潤子は、高校時代の親友、翔子とランチをする。そこで翔子が、男運をあげるセミナーがある、と潤子を誘う。
世間一般では、セミナーのトラブルが多い。そのセミナー出席に躊躇し、迷う潤子だが、結局翔子にほだされて、平山美紀の主催する”ほほえみのラクシュミ”というセミナーに出席する事にした。
”微笑みのラクシュミ”の会が、潤子の羞恥心により抑えられた欲求の開花の契機となるが・・・。
梶原潤子という、身体的には成熟した一女性の、性嗜好の冒険ストーリー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-17 19:12:26
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