いつだって一緒だった君は、けれど決して好きになってはいけない人だった。
――そろそろ入梅を迎えるある日、幼なじみで従姉の志保が父親の仕事の都合で上京してくることになった。
3ヶ月の期限付きで始まった同居生活。昔と変わらない自然体の志保に、
遊は想いを募らせていく。
けれどそれは決して成就する事のない恋だった。
――何故なら、彼女にはもうずっと、想い続けている人がいたのだから。
※中篇くらいの予定です。
なろうで執筆していたのですが、R描写が入るためムーンに改めて掲載することにしました。
※R描写は最後の方までありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-31 00:02:18
43269文字
会話率:40%