二〇一〇年東京 秋久雅人(あきひさみやと) 、大学卒業後も一年間フリーターをしている目の前のこと全力で取り組む青年。
ある日、夜の近所の商店街でいつもの不良連中とは違う黒服の男達に襲われる。
路地へ入り分散させて各個撃退した直後、女の刺
客の襲撃に逢う。
女は『ミオスタチン関連筋肥大』で高い膂力を持っていた。
対して秋久は一部の研究機関で『アノミー体質』と呼ばれる超能力に類似した現象を引き起こすことが出来る数奇な存在の一人で数秒で大気中の原子や粒子を体表に集め硬化されることが出来る能力だった・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-02-22 02:44:11
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会話率:34%