森の奥の屋敷で下働きをするノーラの主人は、魔族の侵攻から国を守ったが聖女を見殺しにした元将軍リュディガー。彼はその手で触れると自分以外の物体を腐蝕させる呪いを受けてしまい、地位・名誉・妻子の何もかもを失って隠遁生活を送っている。呪いのせいで
食事も自分で取れず、ノーラが片時も離れず介助しなくてはならない。心の荒んだ主人を献身的に支えていると見せかけて、ノーラは彼を憎み嘲笑している。彼女が危険な呪いを厭わず奉仕を続ける理由は、とある目的を果たすためであった。●強くて何でもできた男が呪いで何もできなくなってしまい、若い女にご飯をあ~んしてもらったり2つの意味で下の世話をされたりする話です。あらすじキーワード確認の上避けてください。ストック僅かのためほぼ書いて出しです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-04-10 22:15:14
49281文字
会話率:20%
望と朔の月の晩、麗しい容貌をそなえた青年・珠は、『魑魅』を封じる『匣』として村の男たちに嬲られる。
身内も仲間もなく、ただ虐げられるだけの鬱屈した日々を彼のもとを突如訪ねたのは、玲瓏たる面差しの雅やかなる青年・墨尾であった。
村はずれの神事
場にて、彼を匿う珠と匿われた墨尾の、秘め事の果てには――。
二部構成です。
じっとり・ねっとりしたエロ多め(通常比)のお話。
◆受けが可哀想だったり、大団円ではないなど地雷要素がございます。
ほのぼの・溺愛などをお求めの方はブラウザバックを推奨致します。
◆話者ではない筆者がなんちゃって方言を書いています。
違和感がございましてもご容赦ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-06-03 20:00:00
35260文字
会話率:48%
ある王国に生まれた五人きょうだいの愛憎劇。
語り手は末子の五の君。
王宮には、鬼が住まうという……
+++++
作者的にはハッピーエンドですが、大団円ではないのでご注意ください。
残酷シーンあります。
エブリスタにも掲載しています。
最終更新:2021-10-19 16:12:11
11825文字
会話率:33%