◆無視してきた弟分の吸血鬼からの重い愛に、とうとう逃げられなくなって受け入れてしまう女の子の話
◆アラスジ:枚方ヨミには三歳年下の「弟分」ラセルがいた。彼は十年近く前に借金の形として差し出された吸血鬼だったが、今となってはヨミにとってたった
一人の守るべき家族だった。しかし、歳を重ねるうちに心も身体も成熟したラセルは、最近になってヨミに性欲込みの恋愛感情を向けてくるようになっていた。それを無視してきたヨミだったが、ある日数合わせで参加した合コンでなぜかラセルと遭遇してしまう。合コンの後、女友達とホテルに行こうとするラセルをヨミが引き留めれば、そのまま彼とホテルに行くことになってしまい……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-30 08:00:00
17493文字
会話率:59%
公立大学三年の俺、
望月 翔(ショウ)21歳には妹がいる。
親の再婚によって出来た義妹。
大学一年、彩(アヤ)。19歳。
ついこの間までは、側から見たらいたって普通の、そこそこに仲の良い兄妹だったと思う。
俺たちの関係が変わったのは、両
親たちが寝静まった、ある日曜の晩のことだった。
遅めの風呂から上がり、自分の部屋に戻るとき、義妹の部屋の半開きのドアから溢れる光と声に気づいてしまった。
やめておけばよかったのに、
そのドアの隙間から覗き見てしまったのだ。
義妹が、息をふっふと嚙み殺しながら、脚をMの字に大きく開き、華奢な身体を小刻みに震わせながら、その可憐な指で股座をちゅくちゅくと弄っているのを。
義妹は、自らを慰めていた。
お互い年頃の男女、隠しておきたい痴態の一つや二つはあるものだ。ここは兄として、心寛容な気持ちで見なかったことにしてやればいい。
そう一瞬で判断できれば俺の男としての器は大したものだったが、現実はそうはいかなった。
動揺して、手から解け落ちたバスタオル。
落ちる最中、不幸にもノブにひっかかり、少しばかり軋み音を立てて開くドア。
はっと見つめ合う瞳と瞳。
「……え……あ……!?」
「………………悪い」
「……ッ!!!!」
お互いに気づかなければ、俺たちはまだ仲の良い普通の兄妹でいられたのかもしれない。
「ショウ兄のオナニーも、見せてよ」
「ふふ、今日はコレ、使ってみない?」
「ショウ兄ってば、やっぱ変態だよね。妹のオナニー見て、自分のオナニー見せて……それで興奮しちゃってるんだから」
「あっ……あっ……いいの、これは…オナニー…オナニーぃだからッ……大丈夫、なの……ッ!」
もう、今までの兄妹には、戻れない。
その日から、俺と義妹との、キミョウな関係が始まった一一。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-12-29 18:35:08
32982文字
会話率:40%
俺は、変態だよ。妻を訳のわからない団体に誘拐されても苦しまないくらいにね。
一年前、五歳年のはなれた妻、雪路(ゆきじ)が失踪してから味もそっけもない生活を送っていた青年、天野真琴(あまのまこと)は、ある日から福助と名乗る謎の誘拐団から雪
路のあられのない姿が収録されたDVDと現金が届くようになる。
彼は、福助に凌辱される妻の姿をみて、今まで感じたことのない憤りを覚え、また福助のような犯罪者が堂々と犯罪を重ねることを許す社会に絶望し、共に暮らす妹、美琴と二人で力をあわせ彼等から雪路を救い、福助に制裁を下すことを誓う。
他のストーリーに出てくる天野真琴、天野美琴、雪路とは別人です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-31 02:00:00
43493文字
会話率:23%