リースフェルト伯爵家の、麗しい深窓の令嬢と名高いパトリシア。
実は彼女は、ありとあらゆるイケメンボイスをこよなく愛する、声フェチ令嬢だった。
そんな彼女は、とある夜会で大失態を犯し、したくもない婚約をする羽目になってしまった。
どうにか婚約
を回避したいパトリシアは、婚約者相手に自分の人生を掛けた『賭け』を提案する。
「絶対に、生涯愛し愛される『萌えボイス』、じゃなくて、旦那様を見つけてみせる!」
「もういい加減、諦めたらどうだ?」
意地悪な婚約者に翻弄されつつ、彼女は本当に愛する『萌えボイス』ならぬ、旦那様と出会えるのか?
設定ゆるふわ。R18指定あり。
さらっと読める展開を目指してましたが、あれ、どうしてこうなった…?
02/05/06追記
修正ながら、1話当たりの文字数を増やしました。
第3章以降を削除しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-06 22:00:00
61986文字
会話率:29%