今宵で母の務めが終わる。
リリアはずっとこの日を待っていたはずだった。
母が殿下の閨での教育係になり早7年。
弟の爵位継承のために王家にその身をささげた母。
2年前、体調をくずし一時期家に帰ってこれなくなった母。
幼い弟のために少しでも滋
養のある物をと思って王宮に持って行ったのが誤りだった。
私はその日まで母が何を教えるためにそこにいるのか知らなかったのだ。
殿下×母 殿下×娘 いわゆる母子丼です。
殿下の童貞喪失とリリアの処女喪失がちょろとあります。
ゆるい調教、強姦や無理やり要素が嫌いな方、堕胎やえぐい表現が苦手な方は回れ右!!
※ 誤字報告はうれしいです!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-24 02:54:15
8929文字
会話率:11%
※平成最後の4月にタイトル変更&全面改稿しました。
ブクマしてくださっていた奇特なみなさま。
恐れ入りますが、1.から読み直していただければ幸いです。
女が男の所有物として扱われる戦乱の異世界。
権力と腕力がモノをいう世界では女に人権
は無かった。
女は最後に孕んだ子の父親が夫と認められるため、ほとんどの場合、目を付けられた男に力尽くで子を孕ませつづけられ、短命に終わる。
人攫いにレイプ監禁は常態化し、元より恋愛の概念すら無い。
覇王アークロッツド・ロムデによって九死に一生を得た娘、ヨルガ。
のどかな農村の養父母に託されたヨルガは、健やかに育つ。
しかし9歳を迎えると同時に再び隣国との戦争によって養父母をも失った。
保護されたヨルガは孤児院に預けられた。
そこで同日生まれの美少女オルガに出会う。
ふたりは名前以外どこも似ていないのに親友になった。
ヨルガは亡き養母の遺言に従って「大切なお役目」を果たすため、女を捨てて戦う術を身につける。
オルガは内に秘めた野望のため、表向きは「国に尽くす」ためにあらゆるコトを学んでゆく。
孤児院を退院しなくてはならない13歳の春。
ヨルガは国軍に従事することになり、己の人生のすべて捧げ覇王のための人生を歩みだす。
オルガは城に女官として上がり、野望への道のりを歩みはじめた。
ヨルガとオルガ。
互いの運命が、覇王を中心に交錯する。
※想い人以外との性描写があります。苦手な方はご遠慮ください。
※『魔力ゼロ聖女の受難』に集中していたため、更新が1年近く空いてしまいました(汗)
その影響で、タイトル変更&全面改稿となってしまいました……申し訳ありません。
基本的に『魔力ゼロ聖女』が優先なので、今後も更新は不定期です。
歪ながらまずは完結を目指して更新してゆきますので、気長にお付き合いいただければ幸いです。
あなたに一時でも愉しい時間を過ごしていただけますように。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-31 22:15:21
27679文字
会話率:13%