とある時代の日本に似た世界を舞台とした、ふんわり設定の一夫多妻が普通な世界。増えてきたので短編こぼれ話から独立させました。寝取られなどの地雷要素を多く含むのでご注意ください。一部女性同士の絡みがあります。
【その花には毒がある】
第四夫人
として嫁いだ紬は、夫ではなく正妻の志津子に恋をしていた。夫の寵愛を一身に受けながらも、恋心は募るばかり。しかしある夜、その恋心は無惨にも蹂躙されるが……。
【その花は涙に沈む】
姉と密通していた男と結婚した幸は、離れの小屋で息を潜めるようにして暮らしていた。いつも誤解をされる幸には味方がいない。しかしある夜。突然夫がやってきてこれまでの仕打ちを詫びると、幸に深々と頭を下げたのだった。
【その花は愛を夢見る】
ある出来事がきっかけで、幼馴染みと婚約解消することになった文乃に、父親が新しい縁談話を持ってきた。夫となる男は少し年上で、まだ子どもはいないが正妻と仲睦まじいことで知られている。第二夫人となった文乃は夫の寵愛を得て、のしあがろうと決意するが……。
【その花は喰い尽くされる】
ある日のこと、長閑な田舎に立派な車がやって来て、幼馴染みの巽が跡取りとして連れて行かれてしまった。結婚を約束していたサトはずっと待ち続け、ついに立派になった巽がサトを迎えに来た。しかし巽にはすでに三人の妻がいることが判明して……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-10 05:44:38
68998文字
会話率:57%
ゴブリン、彼等はその多くがオスであり、彼等は他種族のメスを孕ませる事によって繁殖する。
そんな異形の種族の中に『彼女』はメスとして生れ落ちてしまった。
子供の頃はオスと認識され、オスとしての機能は皆無という事で冷遇されていたのだが、『
彼女』が成長するにつれ、メスとしての特徴が現れ始めたのであった・・・。
※この物語はゴブリン娘の『彼女』が終始、可哀想(マイルドな表現)且、18歳未満は閲覧禁止な目に合うお話です。(直接的な行為描写はございませんが、場合によってはR-18Gです)
この物語はハッピーエンドではございませんし、基本胸糞展開です。
見ようとする際はその点を考慮に入れてキーワードの内容がご自身の性癖的に問題無いかをしっかりと確認の上で、お食事前と後を避けてから本編をお読みください。
真面目な話、今作はキャラクターのセリフを排除した構成になっており、登場人物の名前も有りません。
前者は実験的な意味合いでやってみまして、後者は名前をつけてしまうと筆者の良心が持たないので、その為の安全措置とお考え下さい。
そうしないと描き切れなかったです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-10 00:00:00
13159文字
会話率:0%