田崎伸博は『妖魔の森』という小説投稿サイトを立ち上げて、電子書籍としてその作品たちを売り出してその収入だけで生活していた。
いろいろな妖魔に森の設定が次々と、いろいろな作者が作り上げてその世界は壮大なものになっていった。妖魔の支配する森の
中の物語から始まり、今では外の世界までも作り上げられていた。発案者の田崎も把握しきれないほどのものになってしまった。
そして田崎は、今までの作品の集大成『妖魔列伝-雌伏の覇王』を書いている時、不可思議な現象に襲われ『妖魔の森』で作品の主人公。覇王ルディ・ライネンスになって、異世界転移していた……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-06 12:31:17
3171文字
会話率:56%
王都で母親とふたりで飯屋を切り盛りしていたセレナディアは、店の常連の若い学者さんが馬車に轢かれそうだったところを庇い、自分があえなく轢死。
学者さんは「自分は竜の末裔ドラグニア一族」だと言い、不可思議な力でセレナディアの魂を引き留めてくれた
が、身体と魂は分離したまま。「蘇生のために身体と魂をつなぎ合わせる」と、彼はセレナディアを四人のドラグニアたちが住む邸宅へ連れて行き「定着の儀式」を施すが、その儀式とは、竜一族の男性とえっちすることだった……?
しかし儀式は成功せず、生き返るまでのあいだ、セレナディアはドラグニアたちと暮らすことに。
果たして、四人のドラグニアたちのうち、誰がセレナディアを黄泉帰らせてくれるのでしょう……。
☆サイトにも掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-04-05 22:01:21
126092文字
会話率:52%