夢の中で、俺は小さな小鳥になっていた。
青空のなか、思い切り羽を広げ、雲を切り自在に空を飛び回る解放感。
その途中、突然聞こえた声に引かれ、崩れかけた神殿の奥へ進んでみると……そこには崩れていない立派な神殿の姿。
迷い混んだ世界で、俺
は唯一無二の番を得た。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-01-31 02:08:36
8011文字
会話率:38%
とある異世界の辺境にある小さな村。
世界でも数えるほどしか存在しない、名のある精霊に守られた村へ襲う滅びの日、同日起こった更なる最悪の選択を、生き残った少年が犯した悲しい禁忌を、人間以外の全ての命あるモノが見ていた。
そう。彼が私によって
、精霊が人の血によって、穢れを受けた瞬間……私は人知れず咎人となった。
人は知らず、けれど皆が知っている。
草や木が、風が、土が、鳥が、そして……精霊が、
僕ら人間に、牙を剥いた瞬間だった。
『元日本人の古代精霊様×愛され肥満少年』
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-06 22:04:53
14960文字
会話率:40%