律子の家には吸血鬼がいる。
今年初めての真夏日に、ちょっと間抜けな理由で太陽にやられて、公園の木陰に倒れていた吸血鬼だ。
ミカと名乗る彼は、その時にいただいた律子の血の味をいたくお気に召したと言って、以来、「律子の健康と血液を管理する
」と部屋に居着いてしまったのだ。
なろう版の、
IFかもしれないし
ただの夢オチかもしれないし
現実かもしれないし
※なろう版未読でもまったく問題ありません
「熱帯夜酒企画2015(http://amba.to/1QjyASf)」
参加作品です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-01 12:00:00
9674文字
会話率:46%