才賀明義は、順風満帆とまではいかなくとも平凡で平和な日々を謳歌していた。そんなある日、窓を突き破って一人の人間が舞い降りてくる。
「私はジン・シュライバー。そなたを守りに来た渡人だ」
まるで王子様のような振る舞いを見せるジンは、実は一国のお
姫様だった。その日には魔物が現れ、誓いの契約と称してキスまでされる始末。明義は、平穏な日々からおさらばしたのだった。
※濡れ場には◆マークを付けます。戦闘描写はそこまで濃くないです。不定期更新です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-04 22:00:00
127686文字
会話率:60%