自らがデキすぎるため凡人に共感できず、周囲から恐れられている社長になぜか気に入られ、秘書のようなアシスタントのような、社内の「クッション材」となって数年。
このところ仕事のしすぎで倒れる寸前の社長をどうにか休ませたくて、思わず、強引に彼の仕
事を奪い取ってしまった。
これは逆鱗に触れて、しばらく口をきいてもらえないかもしれないと、覚悟もしていたのだけれども……。
口下手無愛想社長の命令に振り回されながらも、彼を甘やかしたい部下が今日もがんばってご褒美をもらう物語。
※個人サイトに掲載している作品を大幅に加筆・修正しました。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-12 15:30:08
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会話率:30%