16歳の時に高位貴族への殺人未遂の罪を着せられ、拷問を受けた後にも冤罪は生涯晴らされず、泣き寝入りさせられたまま44歳で自殺したエルミニア。
何の未練も残さずに死んだ筈なのに何故か6歳の頃に時間が巻き戻っていた。
人生にも社会にも何の期待も
持てず「やり直したい」という欲などなかったのに…
それでも不可抗力的に降りかかった「やり直し」の中…
「冤罪とも拷問とも無縁でいたい」という指針と共に前回とは違う自分自身を演出していく事になった…。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-26 12:20:01
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会話率:23%