殺した相手の魂を己の魔力に変換して戦う魔族と戦うには有象無象の兵などを揃えても逆効果となる。
故に聖剣に選ばれ、処女(オトメ)と誓結した勇者を中心に実力者達の少数精鋭を主として魔族に立ち向かうのだ。
一般に勇者は戦士としての全盛期
を終えた頃に自然と聖剣から別れを告げられる。そして引退し、次代の勇者へと聖剣は引き継がれる。
それ以外に次の勇者に聖剣が引き継がれるのは、勇者が死んだ時のみ。
聖剣の各貴族家の宝であり、数は少ない。
だから勇者の数も少ない。
もし、
もしも、勇者でありながら、勇者としての戦闘力を発揮できない勇者がいれば?
聖剣の保有者である貴族は何を考えるだろうか?
【注意】
処女厨であるので、物語の設定上、女性同士であれしてる組みが存在しており、主人公が侮蔑的、差別的な発言、思考をするかもしれませんが、同性愛を差別する意図はありません。
「二人一緒に頂いちゃいました」というもののフリなので、ご了承ください。
「処女厨キメェんだよ」という批判ならば甘んじて受ける(キリッ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-07-27 20:19:07
1996文字
会話率:29%