平々凡々な外見をした椎木深知の前世は、一目見た者は恋をすると謳われた絶世の美少女・シルヴィア姫(※ただし、中身は脳筋)だった。
彼は高校の入学式で、かつての護衛騎士ラウル、敵国の王子であったバルトロと再会する。
おまけに転校生は、元・同盟国
の姫に、元・フェンリルで───。
※短編「今世もままならない」の、続編です。恐れ入りますが、お読みでない方はそちらからお願いします。
※ラウル目線から始まります。
※前作より、前世の描写(シリアス)が多めです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-10-30 20:25:45
75543文字
会話率:42%