訳あり青年×クローンの男の子のお話です。
ピザ屋でアルバイトをしている潮見は不思議な少年と出会う。
固定客で羽振りがいいが、なぜか少年はいつもボロボロの服を着ていて身体中には痣がある。
一目でクローン人間とわかった少年ーー相馬圭と交流して
いくうち、彼の取り巻く環境にかつての自分が重なってしまう。
見捨てることができずに不思議な交流を交えながら潮見は未来へと一歩前に踏み出す決意をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-05-03 07:00:00
5268文字
会話率:22%
スペイン・カタルーニャ州バルセロナにいる妹からの突然の連絡。
「もうすぐ子どもが産まれます! すごく楽しみ(ハート) 」という短いメールを受け取り、姉である貴和はすぐに機上の人になっていた。
幼いころから好き勝手ばかりやっているあんたのおか
げで、私は散々抑圧されてきたのだぞ…。
妹に甘い両親は、今回のことも「仕方がない」と黙認するように見えるなか、怒りをもってバルセロナ空港に到着した貴和であったが、着いて早々にひったくりの被害にあいそうになる。
そこで貴和のことを助けてくれたのは、黒目黒髪の美青年ハビエル・バンデラス。
家族であるからこその、悩み。夢を追いかけることへの不安。そして、気になる美しい男。30歳間近にして、ようやく前に踏み出す勇気を出した貴和の明日はどっちだ!?
完結後も沢山の方に読んでいただいているようで、本当にうれしく思っています。
来年(2018年)は、長編を書きたいな~と考えておりボチボチと書き始めています。色々と資料を見たり、横道に逸れて関係のない本を読んでみたり…していますが、ブックマークやメッセージくださる方の言葉を励みに2017年は今までにないくらい沢山のお話を書くことができました。ありがとうございます。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-12-09 00:00:00
47044文字
会話率:36%