盗人のフィッセルは逃亡のはてにとある栄えた港町へ辿り着く。そこで凶悪な町娘に追いかけられているところを町一番の屋敷に暮らす凛々しい騎士、ミリス・ブラウアーによって助けられる。しかしフィッセルを助けたミリスは頭を小脇に抱えたデュラハンであった
。
一悶着あった後、ミリスの首を盗みとったフィッセルは謎の高揚感に包まれ理性を失ってしまい、ミリスの自由を奪い抵抗できぬ体を躊躇なく犯して処女を奪った。泣きながら犯され処女を散らしたミリスだったが口達者なフィッセルの口車に乗せられて主従関係を結んでしまう。
フィッセルは甘い言葉を次々に囁き好き放題ミリスの妖艶な肉体を貪った。一方、貴族の生まれで剣一筋で生きてきたせいで世間にも男にも慣れていなかったミリスはフィッセルの言葉を素直に信用してしまい、与えられる初めての快楽と心の傷を癒してくれる甘い言葉に溺れ、誰にも見せたことのない甘えたがりな本性を曝け出す。
やがてミリスは無自覚な性欲に突き動かされフィッセルを激しく求めるようになり 気づけば甘々な性活の中でフィッセルに強く依存していく――。
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四話から一回目のスケベ描写。六話から主人公視点に移行します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-28 17:41:52
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会話率:50%