大学生ふたりのイチャラブストーリー。
甘いスイーツに胸焼けする方は回れ右。
他人の幸せに僻みを覚える方はごめんなさい。
グラニュー糖たっぷりのプリンをカラメルソースやホイップクリームでデコったみたいに甘くて、惚気話に花を咲かせている間に冷め
たコーヒーみたいにぬるい、日向の安っぽい幸せなティータイムみたいなやさしいお話でよければご賞味あれ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 00:00:00
107974文字
会話率:53%
夫も子供もいて、何処にでもいる平凡で幸せな主婦が、冷めたコーヒーに感じる絶望。
最終更新:2021-05-18 20:24:08
2875文字
会話率:29%
第一章・記憶のスケッチブック
平成元年。和子に恋する健一。和子は世間の誹謗中傷にさらされていた。
やがて、和子がシングルマザーで、障害のある子供を産んだと聞かされる。
動揺して、心の整理がつかない健一。過去に押しつぶされそうになり、夜の街を
徘徊する。
ある日、中学時代の同級生の山口恵に会う。
思春期の苦い思い出を、想い出す健一。
今、目の前に居る山口恵に、心が少し動く。
そんな時、和子が、七十三歳の老人と結婚したと聞かされる。
思い出に浸る健一。
浅草での初デートや花火大会。
和子が癌になる。
最初で最後の二人で過ごした温泉旅行。
次々に、過去が蘇ってくる。
健一は山口恵と結婚したが離婚。
平成が終わった歳。二十七年ぶりに和子と再会。
過去の記憶の重圧から解放される。
第二章・花火
和子は母と八神の関係が気になっていた。
母が倒れ、八神が和子の心の支えになる。
同い年の健一に心を許し始め、人生で初めてワガママな自分を出していく。
健一と一晩を過ごすが、肉体関係は中途半端な感じに終わる。
八神が倒れ、八神の息子の浩一に相談に乗ってもらう。
やがて、浩一と不倫関係になる和子。そして、妊娠。
浩一は、子供を認知せず逃げる。八神が和子を助ける。
浩一は事故死。和子の母キクは病死する。
八神と和子は入籍する。
第三章・初恋
数十年後。
五十歳を過ぎた和子と健一が再会する。
心の垣根が取れた二人は惹かれあう。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-01-14 20:24:35
50039文字
会話率:25%