「私は、産業廃棄物だから――」それが冷泉ほのかの口癖である。彼女はちょっと面倒な……いや、はっきり言ってすっげーかったるい女の子だ。だけど、できればちょっと面倒な娘くらいにしておきたい。だって、俺の大好きなカノジョなんだから……
もはや残
念を色々通り越したリアルにダメな女の子、ほのか。そんな彼女との幸せな未来を暗中模索する春日山真の前に、かつて呪われた約束を交わした女の子が再び現れることから、物語は動き出す。
「――今度こそ、わたしのことを幸せにしてね?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-16 01:00:00
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会話率:43%