傲慢妹 ノクターン・ムーンライト　作者検索

　一度はヒロインに愛を囁きながら美貌の妹に心がわりしたと見せかけて三ケ年計画実行中の第二王子と、重すぎる愛に「本当に心変わりしてくれないかな…」と儚い願いを抱いていた令嬢の話。 　ふんわり設定。本編完結済み。おまけ話追加。 　キーワードに苦手なものがある方はご注意ください。 　※フェアリーキス様の「【アンソロジーノベル】愛しの彼に搦め捕られてハッピーエンド不可避です！」に収録していただきました！歓喜です！折りたたむ>>続きをよむ

紫野（しの）は十五歳。もうすぐ高校進学をひかえていたが、養父が突然なくなり、血が繋がらない十歳年上の兄、、律に引き取られることになる。 ところがその兄が失明したことによって紫野は予期せぬ騒動に巻き込まれてしまう。兄が紫野に触れた時だけ目が見えるようになったのだ。当然、ふたりは四六時中一緒にいることになり、トイレから風呂まで紫野は兄に付き合わされることになってしまった。 常に手を繋いでいるせいか、それとも紫野の憎めない性格のせいか、律の心は次第に紫野へと傾いていき、禁域へと向かってしまう。妹への想いを寝ている間にそっと触れることだけで癒していた律だったが、あることをきっかけに、妹が律の好みに合わせ人工授精と代理母を使って生まれた『彼のために作られた』少女だと知ってしまい――。 毒舌傲慢妹と、妹ラブな『お兄さま』との禁断の恋。折りたたむ>>続きをよむ