幼き頃より裏の世界で生きてきた主人公は、二十歳を過ぎる頃には"黒纏い"と二つ名を付けられる程の殺し屋として成長していた。
同業者からも恐れられる程の殺し屋に成長していた主人公だったが、出る杭は打たれると言うもの。
ある日、信頼する上司から飲みに誘われるが……毒を盛られ、死んでしまう。
―――死んだはずの主人公だったが、次に目を覚ますと見たことも無い森の中にいる事に気が付く。
吸い込まれる様にして近くにあった泉に足を伸ばし、泉に写る自分を見れば―――そこには犬となってしまった自分の姿があった。
犬に転生してしまった……それはいい。
だが、何やら様子がおかしい……。
犬のハズなのに人語は喋れる、更にこの森には何やら見たことも無い……化け物の姿があった。
「ここ、地球じゃ無くね……!?」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-13 03:26:22
2038文字
会話率:8%