この手記に書かれている【K島】がどこの島かは未だに特定出来ていません。僕は、いくつかの候補を絞って、実際にその島に行ったりもしてみましたが、こんな時代錯誤の風習が残る所などあるわけがありませんでした。結局、素人でしかない僕の調査は無駄足に終
わってしまいました。
ただ………僕は思うのです。
フラリと現れただけの旅人に、そんな秘密を話す訳がない。
ある人の家を訪ねた時に、とてもにこやかに歓迎されたとしても、その家の人が秘密にしている家に伝わる因習の事など何も分かるわけがない…………と。
……………………………………………………………
桐山「今度はこんなイメージでいこうかと。」
編集「次は巫女さんですか。本当に清楚系好きですね
やっぱり、本当は私の事、
好きなんじゃないですか?」
桐山「は………はは……」
編集「なんですか、その乾いた笑いは?」
桐山「い、いえ……な、なんでもありません。」
編集「まぁいいです。
人気が出なければ、すぐ打ち切りますから。」
桐山「そんな……………」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-09 00:00:00
9868文字
会話率:36%
倒産の危機に瀕(ひん)した父親の会社の為に、紬(つむぎ)は上社家に嫁ぐ事になった。結婚相手の顔も分からない異常な婚姻。そして、その美しい紬に当主である醍醐(だいご)の魔手が迫っていた
………
桐山「今度はこんな感じでどうでしょう?」
編
集「やっぱり桐山さんの趣味ですよね?」
桐山「…………」
編集「清楚系好きですね………あ………
ひょっとして、私の事狙ってます?
止めて下さいよ………もう………」
桐山「え…………いや……………別に……」
編集「………………
これ、すぐ打ち切りますから」
桐山「え…………」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-10-05 00:00:00
12331文字
会話率:41%
お嬢様学校に非常勤の教師として入った僕は、天文部の顧問を命じられた。その天文部では、毎週金曜日の夜から土曜日の未明にかけて、美しい令嬢達の【淫らな部活動】が行われていた。
………
桐山「こんな感じの話はどうでしょう?」
編集「これ、完全に
桐山さんの趣味ですよね?」
桐山「…………」
編集「別にいいですけど。」
桐山「…………」
編集「評判が良くなかったらすぐ打ち切りますから」
桐山「…………」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-09-29 00:00:00
11904文字
会話率:33%