自室で1人、100連ガチャを引いていた来栖 由貴 (くるす ゆき)は、知らぬ間に異世界に転移させられていた、それもレベル1じゃ即死してしまう程の高ランクエリアに。どこからか聞こえてくるナビゲーションに強制的にレベルを上げさせられるも、そのお
かげで高ランクエリアを突破し、由貴は始まりの町へとたどり着く。
冒険者として生計を立て始めた由貴は名前をユキとして暮らし始める。
順調に新しい世界に適応していくユキはある日、彼らと出会った。
これは、暗い過去を抱えた主人公が奴隷達に愛を与えられながら小さな幸せを知っていく物語です。
【人間×人外】 人間×半竜人 人間×狼獣人 人間×半人魚
※これから増える予定です。
※作者の妄想を凝縮した感じの作品になっておりますので、適さない方はページを閉じることをおすすめ致します。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-12-09 09:13:13
40725文字
会話率:30%
群れの中でも一際体の小さな狼・シュウは、仲間に言われて森の小屋に盗みに入った。そこには世界一おいしいリンゴがあるはずなのに、小屋の中にあったのはしゅわしゅわしたリンゴの匂いがする水だけ。おいしそうな匂いに惹かれたシュウは、それがお酒だと知ら
ずに飲んでしまい、そのままベッドで眠ってしまう。そこに小屋の住人である狩人が帰って来て……。※他サイトにも掲載
[狩人 × 狼少年 / BL / R18]折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-06 10:00:00
120013文字
会話率:44%
魔物討伐の折に大ケガをしたラウ・ファン・アスは、快癒を機に久しぶりに酒場に姿を現した。氷雪の魔物退治に出て死んだとされていた彼の登場に酒場は沸き、ラウも久しぶりの酒の味を味わった。
しばらくすると、酒場に似つかわしくない子どもが一人、ひょこ
りと入り込んでラウのそばで止まった。訝しむラウに、子どもはようやく見つけたと破顔した。
氷雪の魔物から助けてもらったと言う子どもに、ラウは覚えがなかったが、記憶を巡らせようやく思い出す。
豊かな銀の毛並みを逆立て、低く哭くように唸っていた。火がついたような色なのに、怯えと哀しみと驚愕が混在した翠の目をした子狼を。
思い出したラウに、子どもは言う。
ラウのケガは、氷雪の魔物の毒が抜けないと治らない。恩返しにラウに埋まる毒を中和する、と。
そう気合に満ちた顔を向け、子どもはそれで……、と笑顔で続けた。
「体が治ったら、僕を殺してください」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-09-30 19:00:00
68145文字
会話率:29%