二十歳の誕生日に母親から絶縁宣言された小祈(このり)は、ヤケになって投げ捨てたスマートフォンを拾うために海へと入った。
しかしそこでこんな場所で出会う筈のない、体長10mはあろう鮫に食われ、気づけば深海世界アティル・ズエラに降り立っていた。
一方アティル・ズエラのガレオン海帝国に住む美しい海魚人の青年アルヴァ・グラウカは、ある日この世界にはないはずの輝きを空に見つけた。気になったアルヴァは輝きが落ちた神殿へと向かうが……
家族に恵まれず孤独に生きてきた小祈。
その出自から愛を信じられないアルヴァ。
二人は戸惑いながらも惹かれ合う────
※『深海に堕ちた祈りと銀色の鮫』というタイトルで連載していた作品の改稿版です。
・深海が舞台なのでそれっぽい表現などでよりイメージし易く
・一話を最低3000字〜5000字前後で調整(※時にオーバーはする)
・設定の整理整頓
・Rシーン(微エロ含む)の若干の増量
・それでもやっぱりヒーローはヒロイン以外とも寝ます
・性描写を含む話には▲(ヒロインとの濡れ場は更に◆)、触手(エロの有無問わず)シーンがある話には△を付けます(触手はヒロインのみ)
改めてよろしくお願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-25 22:02:09
70396文字
会話率:18%