親衛隊長の自分は睦月(むつき)様の幸せを、一番に願う。
たとえ睦月様がただ一人を愛するようになっても。それが睦月様の幸せならば、自分はできる限りのことをしよう。
睦月様が大切にする人は丁重に接し、ご友人にも心を尽くして接する。
自分にとって
睦月様が全ての基準であり、規則であった。
……はずだ。
王道に当て馬は出しゃばってはいけない。そんな物語など存在してはいけないと、自分はそう思うんだ。
///会長×親衛隊長///二人がくっつくまでの話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-04-20 19:46:47
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会話率:27%