疲れていた真央は眠りなのかよくわからないまま、暗闇に包まれた。目が覚めるとそこは頭部に耳があって尻尾もある人が多く暮らす世界だった。とりあえず料理したい欲を口にして、生活する気だけはあるとアピールする。
元の世界での考え方とのギャップや好き
なことやものを垣間見せて周囲を驚嘆させたり呆れさせたりとする真央と獣人たちの(主にディアーナ)営みの記録。
ただ、真央は知らなかった。
この世界で性では性が定まっていないということに。
見た目の性の通りの性ではなく、両性(ふたなり)や愛する者のために妊娠出産する特殊性を持っていたりするということを。
波乱万丈になりそうな、真央の不可思議異世界転移ものがたりが幕を開ける。
※予告なくR18回は出てきます。また、それまでの道のりは今のところ長いです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-11-09 16:00:00
41333文字
会話率:20%
「また両性(ふたなり)が被害者の事件、あったらしいよ。」
「え、ふたなりの人可愛そ〜!」
「それな!話変わるけど、数少ない両性は運命の番を見つけると性欲ヤバイんだって〜」
「は!?マジ〜!?私もふたなりと番いたーい!!」
「いやあんた普性だ
し、彼氏いるじゃん(笑)」
「ふたなりの子供産めるなら、彼氏いらんし(笑)」
「たしかに納得」『あはははははは』
そんな会話が普通にされる世の中。女性はふたなりと運命で番うのは憧れで…。でも男性は?
そんな中、ふたなりを隠して生きてきた甘川さんは、不良生徒である白神くんを運命の番だと確信する。
「彼は私みたいな地味な人、目にも止めてくれないんだろうな。」
そんな中何も知らない担任によるサポート?のおかげで甘川さんの恋に進展が!?
甘川さんは思った。
「とりあえず、身体から落とすか。」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-07 01:34:36
12511文字
会話率:30%
あるとき誰かが言った。まさにアシュ人こそが神の愛し子であると。それを否定するものなど存在しなかった。
(※)この小品は筆者の個人サイトにも掲載しています。
最終更新:2017-01-08 17:33:22
4461文字
会話率:32%