聡明な魔女だった祖母を亡くした後も、孤独な少年ハバトはひとり森の中で慎ましく暮らしていた。ある日、魔女を探し訪ねてきた美貌の青年セブの治療を、祖母に代わってハバトが引き受ける。優しさにあふれたセブにハバトは次第に心惹かれていくが、ハバトは“
自分が男”だということをいつまでもセブに言えないままでいた。このままでも、セブのそばにいられるならばそれでいいと思っていたからだ。しかし、功を立て英雄と呼ばれるようになったセブに求婚され、ハバトは喜びからついその求婚を受け入れてしまう。冷静になったハバトは絶望した。 “きっと、求婚した相手が醜い男だとわかれば、自分はセブに酷く嫌われてしまうだろう” そう考えた臆病で世間知らずなハバトは、愛おしくて堪らない英雄から逃げることを決めた。
【堅物な美貌の英雄セブ×不憫で世間知らずな少年ハバト】
※セブは普段堅物で実直攻めですが、本質は執着ヤンデレ攻めです。
※受け攻め共に、徹頭徹尾一途です。
※主要人物が死ぬことはありませんが、流血表現があります。
※本番行為まではありませんが、受けがモブに襲われる表現があります。
※アルファポリスにも掲載しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-01-29 16:28:56
218067文字
会話率:43%
大財閥・黒岩家。その分家長男であるΩの赤ヶ森緋鷺(せきがもりひさぎ)のもとに吉報がもたらされた。本家長男αが婚約を解消したらしい。自分も好きな人と添える可能性があるかもしれないと、同じく分家のαかつ妹の友達である青三原鵜一(あおみはらういち
)に協力を仰ぐが……
本当に好きな人に告白するためにβになりたい箱入りΩと狡猾なサイコパス年下αの純愛バイオレンスラブストーリー
猫被りサイコパス年下α×やや天然純情箱入りΩ
※暴力、差別的内容を含み、受けの純情は踏み躙られます
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-07-13 01:00:00
6113文字
会話率:70%