ハングリッド公爵が母上さまを殺そうとする前の前日譚です。
彼は何故、自分の母上を殺そうとしたのか。
そして、ハングリッド公爵家に何故悪名が必要かなどを書いていきたいと思います。
『牢屋に囚われる』前の前のお話です。
最終更新:2023-04-12 10:23:10
2873文字
会話率:27%
恐怖系動画配信者の19歳の女子、那由多は無人にも関わらず朽ちることのない屋敷に取材に訪れる。
そこで謎の少年・零に出会い、二人で屋敷の地下室へ降りていくが……。
不思議な二人の出会いからの、強引☆なのに言う事聞いちゃう流されセック
ス!?
伝奇風味のおねショタショタおねです。
☆月見酒の集い主催『ひとつ屋根の下企画』参加作品です。
ノクターン、なろう作家ですが今後ムーンライトでも作品投稿予定です。
「作者のお気に入り登録」をして頂けると今後も通知がいきますので、気に入って頂けましたら登録お願い致します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-18 21:28:58
13498文字
会話率:57%
婚約者を痴情の果てに、殺してしまった彼は、パリ郊外の牢獄の奥深くに幽閉されていた。死刑になるはずだったのだが、国王の情けで終身刑となったのである。だが彼は、以前より続けていた非社会的非キリスト的小説を書く事を止めはしなかった。そして闇商人
を使って、世に問うていたのである。
そんなある夜、彼の牢獄に、突然珍客が訪れた。阿久津悠璃(あくつあきひさ)と名乗った。それは得体の知れない、無窮(むげん)の恐怖的な化け物であった。そして阿久津は、彼に言うのであった。お前に我が下部として、自由を与えよう、と。戸惑いに困惑する娑奴。が、阿久津は有無を言わせぬままに、彼に下部の宣言をして霞のごとく消えたのであった。
次に目覚めた彼は、不思議な二人に伴われて、牢屋・・・・目覚める前までは牢屋であった・・・・を出る。だが扉の外は、それまでいた牢獄とはまるで異質の所であった。早々に、狼狽えるような光景に出会う。縛られた裸女が、すれ違ったのだ。勿論、縛られてはいるが囚人には見えなかった。そればかりではない。階上への階段の途中でも、裸女に会った。彼女たちも縛られて、男たちに鞭打たれていた。これも、囚人には見えなかった。そして執務室へ。そこで阿久津が待つ、ジパング行きを告げられたのだ。
その次に彼らは、厳かなミサが行われている教会に出た。どういうことだ。あんな破廉恥が行われている城塞の続きが荘厳な教会とは。
その先も、困惑の中の旅が続いた。馬の繋がっていない車に乗り、轟音を発する鳥に乗って、ついにジパングに着いた。そして、これも奇っ怪な化け物二体に案内されて、阿久津の待つ屋敷に着いたのであった。
その対面において、彼は、阿久津の絶対者である事を悟る。彼こそ宇宙そのものなのだ。そして彼から、下部として仕えるように・・・・命令ではない・・・・運命を渡されたのである。同時に、その屋敷の庭に、住処を与えられた。
その住処を覗いて、彼は驚いた。あまりにも淫奔で淫靡な住まいだったのだ。裸女が壁全面を埋めている書斎。それが彼に与えられた住処であった。彼は、決心したのである。我が主人、阿久津様。この命の限り、あなた様に仕えますと。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-08-26 23:58:19
155358文字
会話率:27%