夏休みに山陰本線走破の旅に出た。謎のガールたちとの出会いがあって。
最終更新:2023-07-01 08:04:43
20770文字
会話率:36%
その日の早朝、小倉由美は、H学院にとって最寄りの駅となる、それでもH学院からバスで40分ほど山道を下った先にあるローカル線の小さな駅の駅前にいた。
小倉由美は駅舎には入らず、じっと道を見ていた。
白い飾り気のないブラウスに、薄い青のジ
ーンズ。かかとの低いパンプス。小さな革鞄を手にしている。フォーマルな姿でもないし、かといってカジュアルでもない。
右足の前に左足を出して、両の足をねじるような姿勢でじっと立っていた。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-06-25 15:42:41
13249文字
会話率:36%
私は、高校を卒業すると国鉄に就職した。長い鉄道員生活の始まりだった。
私は、中国地方のローカル線の駅に配属され駅手から定年退職まで十三ケ所も転勤したが、いずれも駅だけであった。
最終更新:2021-03-21 17:46:45
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会話率:59%
定年になり、時間が出来た木下幸彦は趣味の寺社仏閣めぐりを楽しんでいる。
ある日、長野県の寺社仏閣巡りをしているうちに日が暮れ、予定通り自宅に戻れなくなったことから、急遽、ローカル線の駅そばにある旅館に泊まることとなる。
その夜は他に宿泊客も
なく、木下と同年代のおかみ、加代はつきっきりで給仕をしてくれる。初対面ながら一夜の縁、とリラックスした二人は、お互い人には話せないことを正直に語りあううち………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-24 15:02:48
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会話率:78%
ローカル線で、次の電車を待つまでヒマなのでエッチするお話。
最終更新:2008-10-13 01:36:19
7900文字
会話率:63%